コーヒー ブリックス(Coffee Bricks)2018.10.14

 

片倉城跡の麓

湯殿川のほとりに建つ

100年前のレンガの蔵カフェ

 

"katakura castle ruins park" seen from katakura station home.jpg

JR横浜線 片倉駅ホームから見える「片倉城跡公園」がある里山

 

「だれかさんが だれかさんが だれかさんが みつけた ちいさいあき ちいさいあき 」

は、探してもみつからなかった。

猛暑が去っていきなりおおきなあきがやってきて・・・

急に寒くなりましたね。

去年と同じように、

まもなくとてもとても寒い冬がやってきそうな予感がします。

 

"katakura castle ruins park" next to the entrance "coffee bricks".jpg

「片倉城跡公園」入口のとなりに佇む『コーヒー ブリックス』(電信柱の前)

 

久しぶりに八王子駅のホームに降りました。

数ヶ月ぶりの駅構内、懐かしいです。

このまま改札出口へ向かいたい衝動にかられましたが、横浜線に乗り換えて次の駅にゆきます。

 

jr yokohama line katakura station exterior.jpg

JR横浜線 片倉駅外観

 

JR片倉駅ホームの南端に立つと目の前にこんもりした里山が見えます。

これが「片倉城跡」のようです。

 

immediately after entering the entrance to "katakura castle ruins park".jpg

「片倉城跡公園」入口を入ってすぐ

 

城跡入口の案内板を見ると築城は室町時代とありますが、別の資料によると鎌倉時代となっています。

どちらが正しいのか判然としませんが、いづれにしても手の届かない遠い昔の建造物だったのです。

 

"katakura castle" the way to honmaru goes in the direction of the signpost.jpg

「片倉城跡」本丸への道は道標の矢印の方へすすみます

ninomaru trace square.jpg

二の丸跡の広場

ninomaru on the left of the bridge, honmaru on the right.jpg

この橋の左が二の丸、右が本丸

 

小ぶりながらもさぞ美しいすがたを誇っていたことでしょう。

この日『コーヒー ブリックス』さんを出た後、てっぺんに登ってみました。

標高は110~144メートル程度と記されていますから、34メートル登ったことになります。

実際に上がってみた感触では、もう少し高いようにも思えます。

本丸の敷地面積は思いの外小さく、大きな屋敷が一棟建つくらいの面積でしょうか。

城主はどんな人だったんでしょう?

片倉城城主:長井時広(元の名:大江祝弘)と資料にあります。

 

honmaru trace.jpg

屋敷一棟ほどの敷地の本丸跡

 

さて、『コーヒー ブリックス』さんに話しを戻します。

JR片倉駅、京王高尾線・片倉駅、湯殿川、東京環状線ーーー

 

this road is tokyo ring line, keio line katakura station in front of the road.jpg

この道路は東京環状線、突き当りに京王高尾線・片倉駅、後ろがJR片倉駅

yudono river seen from the bridge in front of katakura station.jpg

片倉駅前の新山王橋から見る湯殿川

 

『コーヒー ブリックス』さんはこの4つのラインが交差する場所にあります。

もう一つ、片倉城跡公園入口のとなりです。

わかりやすい恵まれた場所にありますね!

 

"coffee bricks" with "katakura castle ruins" behind.jpg

「片倉城跡」を背後に頂く『coffee bricks』

"coffee bricks" in operation.jpg

営業中の『coffee bricks』

 

それでは、

蔵カフェの扉を開けてみます。

どっしりとした扉が重くてもだいじょうぶ、

自動扉ですから・・・。

 

the inside door of the warehouse is automatic.jpg

蔵の中扉はなんと! 自動ドアです!

 

蔵の壁面に用いられる素材として木材や漆喰と竹の組合せ、大谷石などを思い浮かべますが、『コーヒー ブリックス』さんはその名の通りレンガが用いられています。

レンガの建物は馴染みのない日本人にとって興味深い対象です。

鉄錆色のレンガが高く積み上げられて建造物を象造る風景は壮観で神々しく、そして美しいです。

レンガ造りの建物といえば・・・遠いむかしの思い出があります。

いえ、それは今回省きます。

「そうして欲しい!」

そう思った人・・・

ほらほら! いるでしょ!

 

on the other side of the door is a table seat on the back of the first floor.jpg

ブランコの扉の向こう側が1階奥のテーブル席。左が厨房

 

店内は1階と2階の2層構造になっています。

 

there is a scribbling of chalk with 1917.jpg

蔵の網戸から漏れてくる外光がカウンター上の棚板に反射して青白く光っている。灯りのヨコに大正7年→1917とチョークの走り書きがみとめられる

 

蔵カフェに踏み入って、先ずはじめに感じることがあります。

① 見た目の外観より広く感じる。

 

model of locomotive (1st floor).jpg

精密に再現された機関車の模型(1階)

 

② 洞窟の中にいるような安心感がある。

 

super cyclone - made in the USA.jpg

super cyclone--アメリカ製(説明書きより 1階)

 

③ 本を読みたくなる。

 

model airplane engines are lining up.jpg

模型のヒコーキのエンジンが並んでいる。上の棚に金属製のプロペラ(1階)

 

④ 棚上げしておいた問題を抽斗から出してこの場で再検討したくなる。

 

porcelain insulators are still in use.jpg

現在では見なくなった磁器製の碍子が今も使われている(1階)

 

⑤ 蔵の内部を探索したくなる。

 

"bricks model engine museum" plate.jpg

陳列ケースの上に「bricks 模型エンジン博物館」のプレートが見える(1階)

 

⑥ ここに住みたくなる。

 

on the right there is a staircase leading to the second floor.jpg

右側に2階への階段がある

 

そんなことを考えていると、

「2階にもお席がございますが・・・」

女性のスタッフさんが訊いてくれました。

つづいて、

「カウンター奥にもテーブル席がありますけど・・・」

カウンター内にいる店主さん(たぶん)にお訊ねしたいこともあるかもしれないので、その席にしていただきました。

 

looking at the entrance door from the seat.jpg

ケンさんが着いた席から出入口ドアの方を見る

 

カウンターつまり、

厨房は道路側の壁から中央に向けて張り出した出島のような形をしているので、わたしが座ったテーブル席は壁の角とカウンターに囲われた半個室のような場所になる。

席に座ってふと見上げると、

『Bricks 模型博物館』

このお店は博物館でもあったのです。

 

"today's recommended panama" on the white board.jpg

ホワイトボードに「本日のおすすめ パナマ」の文字

 

ガラスケースの陳列棚は奥(突き当たり)のフタが板ではなく剥き出しの蔵の壁面がそのまま流用されている。

そこに夥しい数の精巧に造られたミニチュアのヒコーキのエンジンが掌大のカブトムシの飼育器に似たコンパートメントの中で鈍い光を放っていた。

 

i see the door of the rest room from the seat where I sit.jpg

ケンさんが座った席からレストルームの扉を見る。そのヨコの棚に古いカメラや手回し式の計算機? が置かれている

 

『コーヒー ブリックス』のコーヒーとシフォンケーキの相性は絶妙です。

ケーキにクリームをのせて口に運びゆっくり咀嚼し風味を楽しんでからそこへコーヒーをそそぎ込むと (⋈◍>◡<◍)。✧♡ ですね!

 

coffee and chiffon cake.jpg

本日のコーヒーとシフォンケーキ。この組み合わせの風味を求めてお客さんが集まるのもうなづけます!

 

1階はお客さんで混んできました。

ケンさんが座った席は4人掛けなので長い時間1人で占領するのは気が引けます。

 

square windows drilled in brick walls.jpg

レンガの壁面に開けられた四角い明り取り(2階)

thick pillars and large beams.jpg

太い柱と壁面をまたぐように渡された大きな梁。磨かれた木製の床とむき出しのレンガを被う板が室内の空間を柔らかくしている(2階)

roasters and tools (2nd floor).jpg

焙煎器と道具(2階)

Stop time and flowing time.jpg

静止した室内の時間の中から小さな窓の向こうを流れる時間の風景を眺めるお客さん。まるで汽車の車窓を眺める乗客のように(2階)

 

2階をすこしだけ探索させていただいてから蔵を出ることにします。

 

peek into the back from the entrance.jpg

入口付近から奥を見る

the lights in the rest room.jpg

レストルームにともる灯り

rest room.jpg

レストルーム

overhead caution.jpg

頭をぶつけないように!

 

※文末になりましたが、
蔵カフェ『コーヒー ブリックス』さんの存在は、京王調布駅北口の『ギャラリーカフェ みるめ』の店主さんご夫妻に教えて頂きました。
こころから感謝申し上げます。

 

『コーヒー ブリックス』
(Coffee Bricks)

基本情報:

所在地:八王子市片倉町2434

営業日 : [月 ~ 金
    11 : 00 ~ 19 : 00( L. O. 18 : 30
    [日 ・ 祝]
    13 : 00 ~ 19 : 00( L. O. 18 : 30

定休日 : 木、水曜日

営業時間:

でんわ:0426 – 37 – 0296

喫煙席:

オープンから:28年

建造物:100年

最 寄 駅:京王線  京王片倉駅から徒歩7分
(アクセス)距離約 300メートル
      JR片倉駅から徒歩約 6分
      距離約 250メートル

Twitter & instagram:

 

 

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