gallery & cafe みるめ 2018.4.7

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複数の異質な要素が

心地よく混在するカフェ

 

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山の岩場に架けられたはしごの様な階段

 

「より多くの人に、より良い家具を、できるだけ安く提供したい」

とのコンセプトから生み出されたのが「Y- chair」である。

ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー(1914~2007)が生涯にわたって生み出した作品の数は500種以上と言われている。

中でも特に日本人に人気があり、最も多く売られたイスが「Yチェアー」なのである。

これまでに全世界で50万脚以上が製造され売られたという、ウェグナーの作品中最大のベストセラーだ。

 

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金属の屋根と無垢の杉板と「Y チェアー」

 

ベストセラーとは言っても、デンマーク製のプロダクトを購入しようとすれば程度の良い中古品でもそれなりの値段になってしまうのだが・・・。

このような現在の状況をウェグナー本人が草葉の陰から見ていたとしたらなんと言うだろう。

 

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カウンター内のマスターさんの奥さま

 

いまわたしは、その「Yチェアー」に身体を預けてくつろいでいる。

杉の無垢材を用い組み上げられた豪華なテーブルの上にマスターの森さんによって抽出されたかおり高いコーヒーを飲みながら・・・。

正面をみると大きな壁面に現代アート作品が主張を抑えるかのようにおとなしく留まっている。

その上の天井付近に視線を移すとやや小さめな高窓が3つ・・・、お尻と背中を「Yチェアー」にしっかりホールドされながらこの窓を見上げていると海の底に沈んでいるような錯覚にとらわれる。

しかし、背後の厚い杉板の低いカベの手摺の向こうを覗き込むと下は1階のギャラリー空間だ。

わたしのカラダは一枚の杉板の上にのっかって空中に浮かんでいる状態のはずなのだが、逆にこの落ちついた安心感はいったいどこからくるんだろう・・・。

仕合わせそうなマスターさんと奥さまのお顔がすぐ左手にあってことばを交わしているせいかもしれない。

 

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天井付近にぽっかりと口をあけている高窓

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厚い杉板の低い壁の手摺から階下を覗き込む

 

『カフェ まるめ』さんのお店の前の道路はいま拡張工事が行われている。

両側に幅3メートルの歩道が敷設せれ、中心に幅16メートルの舗装路が通るらしい。

建物の左右もいまは空地になっているが、調布駅に近いこの場所がいつまでもそのままの状態に置かれることはないでしょう。

 

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1階ギャラリーの木版画の作家さん

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カフェとギャラリーの案内板

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拡張工事が進められている店舗前

 

周囲の環境は間もなく整うでしょう。

その日にまたおじゃまさせて頂くのをたのしみにしています。

 

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駅へつづく途中の小さな商店街

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思わず立ち寄りたくなった調布百店街のやきとり屋さん

 

 

『gallery & cafe みるめ』

基本情報:

所在地:調布市布田 2 – 32 – 8

営業日 : 

営業時間:11 : 00 ~ 18 : 00

定休日:水曜日および第1、3火曜日

でんわ:0424-88-2120

オープンから:10年

最寄駅:京王線 調布駅

 

 

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