茶房 あぢさゐ 2019.3.19

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都会の喧騒から

隔絶された

陸の孤島のカフェ

 

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寒天
『茶房 あぢさゐ』メニューより

 

一度座ってしまうとなかなか立ち上がれなくなってしまうような居心地のいいカフェはそう多くはありません。

仕事に向かう途中、

気分をすこし変えたいとき・・・、

そんなときってありますね。

仕事帰りにもお気に入りのカフェに立ち寄って気分転換してから帰宅、

なんていう人も多いと思います。

しかしそんな心のオアシスのようなカフェは、少ないです。

ケンさんがそう言うと、気さくな店主さんは、

「探せばけっこうあるんだよ」

そう言って武蔵小金井駅周辺の、今まで知らなかったお店を二つ紹介してくれました。

ご説明によるとどうもそのお店はカフェというよりお昼ご飯を食べさせてくれるご飯やさんのようでした。

いつか訪ねてみよう・・・

 

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「白玉牡丹」、「おしるこ」、「ところてん」
『茶房 あぢさゐ』メニューより

 

周辺を歩き回って

奇跡的に!

偶然が重なって!

やっと!

見っけた!

『茶房 あぢさゐ』💮

こんな場所に隠れてたのか!?

まったく気づかなかったぞっ!

でも、よくここを見つけましたね!

エライッ \(◎o◎)/!

 

居心地が良すぎて立ち上がれなかった

カフェシリーズ、

①『hoya-Bunca』

②『珈琲はうす あんず村』

そして今日訪ねた

③『茶房 あぢさゐ』

これで3作揃って三部作出揃いました💮

先の①、②は小金井からすこし離れていますが、

『茶房 あぢさゐ』は地元ですから、

歩いて通える距離です。

 

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「へらへらもち」、「うどん」
『茶房 あぢさゐ』メニューより

 

ミッシング カフェ 発見  ❗️

『茶房 あぢさゐ』は鄙びた草庵茶室のような小さな平屋の古い戸建でした。

お店を探し当てるまでに他人の手を借りなければ到底辿り着けなかったでしょう。

『茶房 あぢさゐ』は店主さんの意思によって意図的に世間の目から隔離されたカフェです。

それにしても、上手く隠されていますね!

この佇まいは・・・!

まるで昆虫が木の葉に擬態したように

庭の木立に紛れてすがたまったく見えません!

気さくで聡明な店主さんとお店の神秘的な佇まいが重なってみえます。

「このお店は近所の親しい人が集まれる場として営業しています」

「ぽちぽちお客さんが来るくらいがいいんです」

「あとは通りすがりにお店の存在に気づいたお客さんが迷い込んでくるくらい、
・・・それくらいがいい」

「ちょっと居酒屋みたいでしょ?」

(いずれも店主さん)

居酒屋というより、

やはり草庵茶室のようだと思います。

一見すると、店内は昭和初期のふつうの茶店のような佇まい。

しかし、

注意深く観察してみると目が慣れるにつにつれて見えてきます。

品書の短冊とその剥がされた跡

放置され忘れ去られた様に見える壁の不思議な装飾

年輪の刻まれた木の床

しの竹で編まれた天井

窓ガラスから見える農家の庭先の様な風景

店内にくつろぐお客さん

世間から隔絶された別世界。

もし、

この庭から焚火の煙が立ちのぼっていたら、

まるで江戸時代の浮世絵師

安藤広重が描いた木版画の世界そのものです。

 

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「みつ豆」、「クリームみつ豆」
『茶房 あぢさゐ』メニューより

 

座席は10ほど。

贅沢な空間です。

店内の壁側に並べられた3つのテーブルと、

その向かいの右側に配置された厨房。

厨房とテーブルを隔てるように真ん中を通路が走りその突き当たりにもう一つの出入口がありました。

そこを出ると敷地内の庭。

その庭は窓側に展開する庭とつながっていて出口(戸)の前方に夏みかんの大きな木が傘を広げたように青空高く伸び伸びと生い茂っています。

淡いオレンジ色の大きな夏みかんが陽光を浴びて空の青に輝いています。

いま、

聖蹟桜ヶ丘の『Cafe Ano』さんを訪ねたときのことを思い出しています。

『Cafe Ano』のチョコレートケーキを一口食べとき、

その濃厚にして上品なチョコと生地の旨さは衝撃的でさえありましたね (@ ̄□ ̄@;)!!

 

長い時の流れが滲んだカベに無造作に掲げられた品書の短冊・・・、

そこに認められた文字から不思議な力づよい気配が漂っています。

 

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抹茶をお願いしました

 

「うちの寒天は美味しいよ!」
(店主さん)

たしかに美味しかった!

「マメも美味しいよ!」
(店主さん)

その日、

婦人客が注文した「クリームみつまめ」をおいしそうに食べていた・・・、

それと同じものを数日後に、

食べてみた・・・

茶碗に盛られたみつまめの、その寒天のなかから顔を出したあづき色の楕円形の大きなマメは何だろう? 一つ摘んで食べてみると茹でた栗のようなほっこり🌰した豊かな甘い香りが口の中に広がった。健康的なマメのエネルギーが体内にやさしく沁みわたるような気がした。

 

やはり、

すべてのメニューを味わってみたい。

それを、

こんどは、

このお店で、

『茶房 あぢさゐ』で実現できる🌸

まったりしながら

期待に胸躍らせて

その嬉しさをじっと噛みしめていた。

 

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エントランスへつづく飛び石

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店主さんから戴いたもぎたての夏みかん

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ABOUTこの記事をかいた人

Autor : ケン 東京都小金井市在住 個性派系カフェブロガー 個性派系カフェを探して武蔵野界隈に出没中