ポップポップ カフェ 2017.10.9

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お客さんを乗せて浮遊し、時間を移動するカフェ

カフェ、開業10年といえば老舗と言ってもいいのかも知れません。
わたしは、お店の前の通りを過去いく度となく通っていますが、アオイカフェのマスターさんから教えて頂かなければここに有名なカフェがあったなんてほんとに知りませんでした。

10年間も気づくことなく通りすぎていたのです!

 

『ポップポップ カフェ』

 

武蔵小金井駅南口を出てそのまま左方向へ小金井街道を渡って・・・とおりを線路沿いの小さな商店街を70〜80メートル歩くと左側に『ポップポップ カフェ』さんの入口が・・・見えてきません!

何処にも見当たりません!

とにかく、わたしが10年間気づかなかったのですから・・・!
では、どうすればお店の入口を見つけられるかといえば・・・その付近で透視してください! そうすると、ほら! 見えてきましたね!

と言うわけでお店へおじゃましました。

 

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ポップポップ カフェさんのカンバン

 

コーヒーを抽出するプロの手です

 

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マスターさんのこの手は、一体、どれほど多くのコーヒー好きの人のためにコーヒーを淹れてきたのでしょう?

 

ジッと見つめていてください

 

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10年も『ポップポップ カフェ』の存在に気づきませんでした

 

はじめてこのお店を訪ねた数日前、カウンター席に座っていたご婦人のお客様の前にStig Lindberg(スティグ・リンドベリ、プロダクト : GUSTAFSBERG)、のカップが置かれていました。

北欧を代表するデザイナーが生み出した洗練されたコーヒーカップの圧倒的な存在感が、磨かれたテーブルの上で輝いています。端正なご婦人のお顔とマッチして・・・ぼくもこのコーヒーカップでコーヒー飲みたいな!

カウンターの奥にいたマスターさんが、さまよい辿り着いたわたしを見て、どちらの席でもどうぞ、と言うように掌を差し出し席を勧めてくれました。わたしは、即座に入口にいちばん近いイスに腰を降ろしました。其処しか空いてなかったのです。そしてもちろんコーヒーを注文しました。

『リンドベリのカップでお願いします💙』

 

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磨かれたカウンター

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Stig Lindbergのカップ

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West Side Story

 

外の世界と、繁茂するプランターに遮断された店内にモダンジャズが流れています。

西側の入口付近の白の漆喰のカベにアンリ・マティスの『ジャス・シリーズ』のリトグラフの大きなポスターが飾られています。

 

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漆喰のカベと天井灯

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コーヒーを抽出するマスターさん

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カウンター内を移動する

 

お昼はとっくに過ぎているのに、いえ、いるせいか、昨日の午後は10ほどの席はすべてふさがっていまました

いちばん手前のカウンター席の男性のお客がサンドイッチを注文すると、ジャスの軽快なリズムに乗って、マスターさんが空気のようにカウンター内を移動します

 

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店内にモダンジャズが流れています

10人のお客さんは、わたしも含めて、まるで空気のようにふわふわとモダンジャズを聴いています。自分以外の誰も存在しないかのように・・・

そんな不思議なカフェです

 

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