北口 カフェ 2018.1.18

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店長さんの個性が

虹のオーロラのように

怪しく躍動する『北口新聞』

発行してます!

 

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『北口新聞』
2016年1月号

 

上記新聞タイトルのとなり

『喫茶店が好きなんだ』を

改めて以下に記してみます。

 

♠喫茶店が好きなんだ

♠たまごしっかりめのプリン

ケチャップ味のナポリタン

どれもこれも、知っている味

新聞。ついつい手にとってしまう

よくわからない置物があったりするのもいい

なんでこんなに、ほっとするんだろう

 

この文は、各号に共通して掲載されています。

いい文章だなあ~~!!

と、ケンさん思ってしまいました。

 

これを読んだ時から、

『北口新聞』の虜ですよ!

 

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北側の壁龕のようにくぼんだカベの席でパソコンに向かう女性客

 

というわけで、

第1回 創刊号(2016年1月)以降、

店長さんの個性が丸見えになるようにコラムを抜粋して

以下にずら~~っと紹介します。

 

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ガラスに自分の姿を映してほれぼれと見とれる金星

 

「山と珈琲」
『北口新聞』(2016年1月号 第1回)

 友人に山が好きなやつがいる。
 彼はひとりで山に登って、テントを張って一泊して帰ってくる、というようなことをよくやっている。
 休みがあれば山に行くようなやつだ。ぼくもたまに簡単な山登りに連れて行ってもらったりする。
 ぼくは山登り自体にそこまで魅力は感じていない。ただ、山で珈琲が飲みたいからついていく。
 アウトドア用の珈琲器具を調べると面白いものやかっこいいものがわんさかでてきて、山にわざわざ登ってでも使いたい! と思えてします。
 珈琲をのむための登山でも、いいじゃないか。
 山で食べるおにぎりと同じように、山で飲む珈琲は特別なもの。ところ変われば味も変わる。
 山以外でもいろいろなところで珈琲を淹れてみたい。

 

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メニュー 1
COFFEE

 

「コーヒー豆知識」
『北口新聞』(2016年3月号 第3回)

「日本の喫茶店第一号!」
 明治21年に上野黒門町にオープンした『可否茶館』がそうだと言われている。
 ここは当時、コーヒーを飲ませるだけでなく、洋書や新聞の閲覧、ビリヤード、トランプ、囲碁などのゲーム、更衣室にシャワー室に化粧室まで備えられた文化サロンだった。
 いまの喫茶店とは設備がまったく異なるもので、その本格的な志向からまわりにも認められていた場所だった。
 もちろん今では跡地に祈念費がるだけでお店はもうないが、この考え方は興味深いし、今後のお店づくりになにか活かしていけそうな気もする。

 

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『北口カフェ』の軽食セット

 

「コーヒー豆知識」
『北口新聞』(2016年7月号 第7回)

「自家焙煎その3」(その1~2のつづき
 前回は必要な道具をご紹介しましたので、今回は実践です!
 ➀まずはコーヒーの生豆を用意。緑色してるやつです。ネット通販で簡単に買うことができます。
 ②次に生豆を洗います。ざるみたいな物にいれてわりと豪快にがしゃがしゃ洗います。ここで豆の表面の薄皮をしっかり取り除きます。(薄皮をとっておかないと焙煎したときにまわりに飛び散ります)
 ➂1分くらい洗ったらすぐにキッチンペーパーで水分をとります。
 ④ここで持ち手付きの網の登場です。銀杏用として売っているのでそちらを使ってください。
 ➄網の中に豆を入れたらコンロの火を全開にして、炎からだいたい30センチくらい上のところで網を振ります。(3分くらい)
 ⑥豆の水分を飛ばしたら、炎の15センチくらい上でまた網を振り続けます。ここからだんだん色がかわってきます。
 ➆6~7分たつとパチパチといいだします。これが通称1ハゼという段階です。ここからさらに煎り続けるとパチパチパチーと2ハゼが始まります。あとはお好みの焙煎度合いまで煎り、すぐに扇風機やうちわで冷却。

 ざっと書きましたが、こんな感じで簡単にできちゃいます!
 どうぞお試しください。

 

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『北口カフェ』営業案内

 

「道具と珈琲」
『北口新聞』(2016年8月号 第8回)

 珈琲の魅力を考えるうえで、珈琲を淹れるための道具の存在というのがぼくにとってとても重要だ。
 ポットやサーバー、ドリッパー、温度計、ミル、フィルター、マグカップなどなど。
 最近では珈琲ブームというのもあって相当種類が豊富になっている。なので、そこから自分に合ったものを探すということがとても楽しい。
 珈琲は嗜好品なわけで、とことん「好き」を追求していくべきなのだ。実際に飲み比べてみないとわからないというのもいい。
 購入して、使って、うーんもう少しこんな感じの味にしたいなあ、と思ったならその味を再現できるような道具だったり淹れ方を探求していけばいい。
 そうやって見つけたことは、体験として蓄積されていき、自分の好きなように珈琲の味をコントロールできる日がいつか、くるかも・・・。
 みなさんも是非、自分の「好き」を探してみてください。

 

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コーヒーをお持ちしていただきました

 

「(手で)豆を煎る」
『北口新聞』(2017年1月号 第13回)

 最近家で珈琲の豆を煎っている。
 珈琲の豆はもともとは水分を含んでいて青臭い。色も緑色っぽい感じだ。それを焙煎することで、あの珈琲の香りになり、色もよくみる茶色い色になるのだ。
 自宅でやる場合は取っ手のついた網に生の豆を入れて、ガスコンロにかける。そうすると徐々に水分が抜けて、豆が煎られていく。部屋中が珈琲の香りになるので珈琲好きにとってはとても幸せだ。
 自分で焙煎するとでなにより良いのは好みの加減に焙煎できるということだ。珈琲の味において、焙煎が浅いか深いかということはかなり重要になってくる。それをうまく調節することで好みの珈琲がつくり出せる。もちろん焙煎方法や豆の品種によっても左右される。繰り返し試してみることで少しずつ自分の好きな味に近づけていくのは面白い作業だ。
 ゴールのイメージをはっきりと決めておくのは何事にも大事だと思う。ただ漠然と進めてもなかなか進まない。ゴールのイメージさえはっきりしていれば、少しずつでも必ず進んでいける。

 

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淹れていただいたコーヒーの向こうに店長さんらしき人が・・・

 

「三月が嫌い」
『北口新聞』(2017年3月号 第15回)

 さて、前回に引き続き、花粉のことを書かせてもらいますね。
 ついに本格的にやってまいりましたよ。
 ハックショイ、ハックショイ。
 どこからでも聞こえてきます。
 わたしくしはもう症状が出るほんの少し前から薬を飲んでいましたので、今はそこまでひどくありませんが、それでもね、やっぱり朝起きたら目が痛いんですよ。鼻はね、わりと大丈夫みたいですね今回は。やっぱり早めに薬を飲んでおくとだいぶ違うみたいです。なんで今までそうしてこなかったのかが不思議ですよ。
 それでもやっぱり3月は嫌いですね。休みの日はなるべく外に出ないで家でじっとしています。家にいるのが一番ですよ、こんな時期は。家と向き合うのも、たまにはいいんじゃあないかなと、思うわけです。

 

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入口奥右側のレストルームのドア

 

「カレーの匂い」
『北口新聞』(2017年4月号 第16回)

 喫茶店にはカレーの匂いが似合う。せっかくの珈琲の香りを消してしまうんじゃないかと思われる方もいるだろう。でもそんなこと気にしちゃいけない。そもそもカレーと珈琲は相性抜群なのだから安心していいのだ。
 喫茶店の珈琲はカレーに負けない強さを持っているのだ。カレーを食べたあとの口直しの役割もしてくれる。まさに名コンビ。

 

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レストルームに咲く花

 

「小さな楽しみ」
『北口新聞』(2017年4月号 第16回)
 
 みなさんには小さな楽しみはあるだろうか。
 ぼくの小さな楽しみは、早めに仕事が終わった日に、明るいうちから料理をすることだ。明るいうちにゆっくり料理をするということがなかなか難しい生活環境なので、たまにそんな日があると食材を買い込んで帰宅したらすぐに台所に向かう。
 とはいえ、そこまで手のこんだ料理をするわけでもない。好きなものを食べるために作るという、ただそれだけなので、だいたいいつも似たような物を作っている。
 それでも落ち着いた気持ちで野菜を刻んだりしていると、なんだか幸せな気持ちになって来たりする。
 なににせかされるわけでもなく、ただやりたいことに没頭できる時間。そんな時間が日常の中に少しでもあれば、それだけでかなり幸せなのだ。

 

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レストルームからお客様へ

 

「メロンクリームソーダ」
『北口新聞』(2017年5月号 第17回)

 喫茶店に行って見つけると嬉しくなってしまうメニュー。
 緑色のソーダにバニラアイスと赤いさくらんぼ。普通の味なんだけどなんだか安心する味。普通だからいい。おじさんも、子どももみんな大好きな味。アイスを食べてはソーダを一口飲んで、さくらんぼを食べるタイミングはお好きな時に。

 

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アマゾンの奥地にひっそりと咲く巨大な食虫植物「ラフレシア」

 

「コッペパンが好き」
『北口新聞』(2017年6月号 第18回)
 
 コッペパンには無限の可能性がある。
 はさむものによって変幻自在にその姿を変えるのだ。焼きそばをはさめば「焼きそばパン」に。コロッケをはさめば「コロッケパン」に。いちごジャムをはさめば「ジャムパン」に。そうやってコッペパンは自分の存在を主張することなく具材をしっかり主役にしてくれるのだ。
 ぼくが一番好きなのは
、あんことバターがはさまったコッペパン。通称「あんバター」。あんことバターの間違いないタッグをコッペパンがふんわりと包み込む。
 ぱっと見何がはさまっているかわからないくらいが可愛い。一口サイズにちぎって少しづつ食べるのが幸せだ。おともに牛乳は欠かせないだろう。

 

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レストルーム前室から店内を望む

 

「パフェとサンデー」
『北口新聞』(2017年7月号 第19回)

 「パフェ」と「サンデー」の違いはなんなんだ。
 ということで調べてみたら、起源が違うらしい。
 パフェはフランス生まれで、サンデーはアメリカ生まれらしい。
 パフェは「完璧な」という意味らしい。
 サンデーはもともと公園のアイスクリーム屋さんで日曜日だけ売られていたらしい。
 こうしして考えると、格式にだいぶ差があるような感じもする。
 パフェは緊張感のある感じで、サンデーは割と身近な感じ。

 

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厨房風景

 

「コーヒーゼリー」
『北口新聞』(2017年8月号 第20回)
 
 コーヒーがゼリーになった。
 それだけで全然違う。それはもう、大発見くらいのかんじで。全然違うからこそ、コーヒーを頼んでいるのに一緒にコーヒーゼリーを頼んだりする。
 生クリームがのっていることもあれば,ソフトクリームがのっているところもある。はたまたどちらものっているという贅沢なところもある。
 コーヒーゼリーという言葉のハイカラな雰囲気よ。

 

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どういうわけか背を向ける人々・・・
それは、ケンさんがしつっこくレンズを向けるから!

 

「コーヒーのぐるりのこと」
『北口新聞』(2017年9月号 第21回)

 ぼくはコーヒーが好きだ。
 家でコーヒー豆を焙煎してしまうくらいに好きだ。なんでそんなにコーヒーが好きなのか。

 ぼくはコーヒーの味以上に、コーヒーがあるまわりの環境だったり風景が好きで、興味がある。

 コーヒーをすすりながら何気ない会話をするおじさんたちが一つの景色として好きなのだ。また、冬の寒い日にカフェで熱いコーヒーをテイクアウトして湯気をたてながら歩いたりするもの好きだし、話に夢中でアイスコーヒーの氷が溶けてしまうのもいいなと思う。

 そういうコーヒーのぐるりのことがぼくには特別に見える。

 コーヒーがあるだけで、その場が少し幸せになるような気がするのだ。

 それぞれ思い思いのことをして過ごす居心地のいい空間。そこにはコーヒーがあるのだ。

 

※このコラムに店長さんの珈琲に対する思いが集約されているように思われます。

 

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店内をふわふわと遊泳する青く透きとおるクラゲ

 

「モーニングのゆで卵」
『北口新聞』(2017年10月号 第22回)
 
 喫茶店といえばモーニング!
 そして喫茶店のモーニングというばゆで卵!
 自分でむいて、塩につけて食べるのがいいんですよね。
 その始まりは、朝に飲み物を頼んだ人におまけでゆで卵が付いていて、それが好評だったため、現在もトーストの横にはゆで卵が名残りで付いているということらしいです。

 

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『北口カフェ』ネオンのカンバン

 

以上、『北口新聞』各号より特徴的な個性的なコラムを抜粋してみました。

店長さんのお人柄、うまく抽出できていたでしょうか?

一見、何気ない文章のように感じますが、二回、三回、と読みかえしているうちに、実に味のある文章だということがわかります。

『北口新聞』は店内で閲覧することができます。

2018年1月号はすでに発行されているようです。

ケンさんも近々閲覧しに立ち寄ってみたい思っています。

毎号、楽しみにしています。

 

 

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