ソファーでゆっ~~くり
できる カフェ

『cafe schnurr warz』のゆったりしたソファー
成蹊大学前の五日市街道沿いをすこし東へ歩くと月見小路と名付けられた細い道が北へのびている。
そこを北上したすぐ左側に目的のカフェがあるはず・・・。
カフェの入口は道路からなだらかな坂を下った突き当たりになっている。
構造がずいぶん変わっているなと思って周りを見回してみると、どうもこの空間は駐車場として造られたもののようだ・・・。

『cafe schnurr warz』一人用の席
3時をまわっていたが広い店内は席が半分ほど埋まっていた。
以前、ここへ来たことがあるような気がするのは、それは昨年秋に訪問した国分寺のカフェによく似ていたからだった。

夕闇迫る『cafe schnurr warz』の店内
カフェを出て、五日市街道を横断し南へ向かっててくてく歩いた。
吉祥寺駅から三鷹の方へ向かってつづいている賑やかな「中道通り」へ出た。
ひとがおしくらまんじゅうのような状態で行き交っている。
ここまでくると急に汗が噴き出てきた。
中道通りから駅に向かってすこし歩いたあたりの右側の小さなビルの2階にもう一軒訪ねたいと思っていたカフェがある。
お店の前に立ち見上げると磨き込まれたガラス越しに店内の瀟洒な情景が見えた。
がしかし、次の瞬間、何故かそのまま駅に向かってあるき出した。

『cafe schnurr warz』メニュー
「旅のコーヒー」
アトレ吉祥寺の一番西側のエスカレーターのステップに乗った。
エスカレーターヨコの階段から子どもたちのはしゃぐ声がカベに反響して聞こえてくる。
わたしの口もとも思わずほころんでいる。
エスカレーターで2階に運ばれてゆく途中、お菓子の甘い匂いにおそわれる。
その強烈なニオイにめまいをおこしそうになる。

『cafe schnurr warz』厨房内で作業中のオーナーの穴原さん
駅につづくビルの中の商店街の芋を洗うような人混み。
むっとする空気の・・・、
口臭の・・・、自分のかもしれない、
キツイ香水の、
体臭の、
ゲップやオナラのニオイに・・・
倒れそうになる。
吉祥寺駅の改札を抜けて構内にはいると、その殺人的な混雑ぶりに改めておどろく。
人とぶつからないようにカラダを素早くナナメに傾けたりして注意深く階段を上がりはじめたあたりで、急に息苦しさを感じる。
空気中の酸素濃度が著しく低下している!
吉祥寺の「カフェあるき」はウイークデーにしようかな・・・。

『cafe schnurr warz』入口への階段
三鷹の駅を北側へ下りて、三鷹通りを北に向かってあるいた。
吉祥寺からひと駅移動するだけで環境は一変する。
人混みは消え、涼しい風が吹いている。
夕闇が降りようとしていた。
いまわたしはやっと『cafe schnurr warz』にたどりついて、ソファに身をゆだねて、ふうっと息をついたところ・・・。

陽が落ちて三鷹の街に灯がともった
『cafe schnurr warz』(カフェ シュヌル バルツ)
基本情報:
所在地:蔵野市西久保 2 – 3 – 16 MNビル 2F
営業日 : 日曜日 営業
営業時間:平日 11 : 30 ~ 20 : 00(金のみ ~ 20 : 30 )
土曜 11 : 15 ~ 20 : 00
日曜 11 : 15 ~ 19 : 00
定休日:月曜日、隔週火曜日
でんわ:0422 – 36 – 0090
オープン:
最寄駅:JR中央線 三鷹駅北口より
徒歩 9 分
直線距離 約 700 メートル
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