夏への扉 2017.11.23

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30年後の『夏への扉』も

このカフェの扉から・・・

 

 

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東側の部屋を修理中

 

「平成1年に『夏への扉』を開業しました」

「子どもを環境の良い場所で育てるために都心から・・・子どもがまだ小さいころに・・・青梅よりまだ奥多摩よりの方に引っ越してきました。その頃はこの辺も過疎化がすすんでいて子連れの私たち家族は地元の人たちから歓迎されました」

 

平成1年の開業ですから、もうかれこれ30年のときが流れたのですね。

SF小説『夏への扉』とちょうど、

刻が一致しています!

不思議なご縁ですね・・・。

愛猫のピートも扉の外からこちらを見ています。

主人公と愛猫のふたりは、やはり、かたく結ばれているのです。

 

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立川からやってきた青梅線

 

立川のほうから青梅線がちかづいてきました。

 

「この建物の2階に住んでいるのですか?」

 

「この階は2階になります。上は3階です・・・2階建てに見えますが、この建物は3階建てなんです」

 

「3階はどうなっているのですか?」

 

「3階には大家さんが住んでいます」

 

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過ぎてゆく青梅線

 

青梅線が奥多摩の方へ走り去ってゆきました。

 

「1階には何があるのですか?」

 

「1階には何もありません。空洞になっています・・・。それで、冬は寒いので少しでも暖かくなるように、いま、絨毯を敷きなおしています」

 

注文していたコーヒーセットをご用意していただきました。

 

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コーヒーセット

 

マスターさんおすすめのカボチャのケーキは、ほっこりして、密度が高く、食べ応えがあり、とても美味しいです。お腹がいっぱいになりました。

 

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『夏への扉』全景

 

陽が西に傾きかけています。

 

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西に傾く陽

 

青梅線が窓の下を通りすぎ、

そしてまた、

陽が西へ一歩ゆっくりとスキップしました。

 

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通りすぎる青梅線

 

遠くに青梅線の走る音がかすかに聞こえます。

 

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南方向を望む

 

黄昏のなかに佇む『夏への扉』

 

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愛猫のピート

 

また、

陽がカタンという音をたてて

すまし顔で西へ傾きました。

ヒトのいのちの時間がかたむいてゆくように・・・。

 

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ストーブの上のヤカン

 

ストーブの円窓のなかで炎がゆらめき、

ヤカンの口からカゲロウがゆらめきながら立ち昇っています。

 

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立川発→奥多摩行き

 

床を暖かくするための修理は

すすんでいるようです。

 

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TOILETのドア

 

レストルームを利用させていただきます。

 

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くつろいでいるピート

 

ピートがこんなところでくつろいでいます。

わたしの方を向いて、

クスッと嗤ったような気がしたのですが、

そんな気がしただけです・・・。

 

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水を流すレバーがありません

 

水を流そうとしましたが、

レバーが見当たりません!

 

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ペダルを踏んでください。

 

このペダルを踏むんですね!

列車のレストルームとおんなじですね。

 

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ペダル

 

ペダルをギィ~~っと踏み込むと、

シュルシュル~~っという音を立てて

水が流れてゆきました。

 

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修理完了

 

床の絨毯の敷き替えが終わったようです。

 

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時計がケンさんを見ている

 

時計が私を見てと言っています。

 

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時間を運ぶ青梅線

 

青梅線が時間を乗せて過ぎてゆきます。

 

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灯がともりました

 

玄関ドアの灯りがともりました。

奥様はご帰宅されました。

ケンさんは長居をしすぎました。

 

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橋の上と下の光の交錯

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月と『夏への扉』

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『夏への扉』を置き去りにして奥多摩方面へ走り去る青梅線

 

 

おいとまを告げて街道に出ると

呉服店には灯りがともっています。

 

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呉服店

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博物館

 

 

新しい年の扉も『夏への扉』のピートが明けてくれるでしょう。

 

もう、陽が山のなかへ沈もうとしています。

ケンさん、そろそろ青梅線に乗ります。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Autor : ケン 東京都小金井市在住 個性派系カフェブロガー 個性派系カフェを探して武蔵野界隈に出没中