ヤマス カフェ 2018.8.16

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何気なく見える

何気なく見せるディスプレイ

その奥深さに出会える カフェ

 

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南口を出て西へ向かう諏訪通りに入り、ブーメラン状のカーブに差し掛かったところ。大きな木の向こう側は中央線と青梅線の分岐点

 

びゅーびゅーと強い風が吹いている。

アンディ・ウォーホルが描きなぐったキャンバスのような高曇りの空

タンカーのような大きな雲の船団がゆっくりと北のほうへ流れてゆく。

わずかに湿り気を帯びた風が公園の木々をわさわさ揺らしながらぐるぐる渦を巻いて通り過ぎてゆく。

わたしをとり残していった風の残り香のなかにもう秋の透きとおるような気配が感じられる。

ケンさんは、立川駅の南口を出て西に向かう諏訪通りを歩いている。

 

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公園の前に立って風に吹かれていると人々のざわめきや子どもたちの騒ぐ声が聴こえてくる

 

これから、

立川駅北口側のカフェ『cocokara』の店主さんに教えていただいた、

蔵 cafe『 ヤマスカフェ』さんを訪ねます。

駅から約15分。

マップアプリで予め調べておけば、道を間違えずに着けるでしょう。

 

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橋の下を特急あづさ号が通過してゆく

 

それに、駅から『 ヤマスカフェ』までの道のりの風景は、家並みの佇まいがなんとなくエキゾチックでこころウキウキさせる。

諏訪通りから立川南通りに入ると西の涯ての天と地との境に奥多摩の青い山並みが迫って見える。

山がこんなに近くに見えるといいなあ・・・!

中央線と立川南通りが交差する橋の上まで来れば『 ヤマスカフェ』はもう近い。

 

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フェンスの向こうを走る中央線。輝く雲の果てに青い山並みが衝立のように見える

 

蔵のカフェは何処も例外なく神秘の魅力に溢れている。

蔵は修理を加えられながらヒトよりもづっと長い時間を生きてきたのだ。

このカフェを訪れた人は遠い過去の時間を旅することになるかもしれない。

 

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しっかり組み込まれた頑丈な木の階段を登った右側の窓辺にあるソファ席。大人四人が体を伸ばしてゆったり過ごせるスペースが設けられている。階段を登り切ったところの手すりは溶接されたスチールのポールがカベの端から隙間なく周されて階下から来ている手すりに接合されて子どもがいても危険が及ばないように配慮がなされている

 

駅から徒歩約15分。

路線バスを利用すればエキゾチックなこの行程をはぶくこともできるけど、15分歩いたとしても、このお店を訪れた人を落胆させることはないでしょう。

 

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階段の上のランプと路線バスを待つ人

 

美味しいランチとヤマスコーヒー:

山をうんと歩いた夜。

山小屋の床に座って過ごす就寝の前の贅沢な時間・・・その黄金のごとき時間に、ケンさんはこの「ヤマスコーヒー」がのみたいなあと、さいごのひと口を飲みおわったあとに思ったのでした。

 

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写真を撮るのも忘れてカップのスープを半分のんでしまった! 「カレーピラフのリゾット」をおねがいしました

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お皿の底、ちよっとだけ舐めました、ごめんなさい!

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山小屋でのくつろぎのひとときに飲みたいと思った「ヤマスコーヒー」

 

昔の民家の玄関のような引き戸を開けると・・・

空気のゆらいだカーテンが下りていた。

そこを通過したとき遠い耳鳴りが聴こえた。

 

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『ヤマス カフェ』外観

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『ヤマス カフェ』中扉と外扉

 

柔らかいふしぎな空気に包まれたお店の雰囲気。

 

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一階のテーブル席

 

古い頑丈そうな木のテーブルが、

一つ・・・

二つ・・・

左の長いカウンターがおわったあたりに、

山のなかでときどき見かける鉄塔のような・・・?

そうだ!?

・・・カキ氷機だ!!

 

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一階のカウンター席、手前がかき氷機

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カウンターの上の風景。セロテープがアンティークのディスペンサーに装着されている

 

「ウエニモオセキガアリマスヨ」

・・・??

水の中で聴く音楽のような女性の声がさざ波のように響いている。

 

 

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木とスチールの螺旋階段

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赤いボタンのついたピンクフラミンゴのポーチ(二階)

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イヤリング? 右端に小さな巻貝・・・もし、耳のそばにつけたら潮騒が聴こえてきそう。これ、ぜんぶ買っても一万円くらい?(二階)

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値札に「手編み」と書いてあります

 

いつか映像で見た・・・

ネパールの山奥に、宇宙から墜ちてきたUFOのような巨大なアンモナイトが土中に突き刺さっている・・・。

螺旋を描きながら上へとつづく階段を仰ぎ見てそんなことを思い出していた。

 

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「用事があったら、このハンドベルを鳴らしてくださいね」そう言ってマスターさんは階下へ下りていった

 

いくつもの魅力に溢れた『 ヤマスカフェ』さんの存在を教えてくださったカフェ『cocokara』の店主さんに、重ねて深く cocorokara 感謝申し上げます。

 

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『ヤマス カフェ』案内カード

 

『ヤマス カフェ』(やますかふぇ)

基本情報:

所在地:立川市富士見町 5 – 8 – 14

営業日 : 月曜 ~ 金曜日、祝日前

定休日 : 土・日曜日、祝日

営業時間:11:00 ~ 17:00

でんわ: 

喫煙席:全面禁煙

オープン:

最寄駅:JR中央線・立川駅 南口
    徒歩 約 15分
    駅より直線距離 約 1200 メートル
    駅からのアクセス

    多摩モノレール / 柴崎体育館駅 徒歩14分(1.1km)
    多摩モノレール / 立川南駅 徒歩14分(1.1km)
    多摩モノレール / 立川北駅 徒歩14分(1.1km)

ホームページ:

 

 

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